旅の目的を交流にシフトさせる
今私は都会でパートナーと暮らしている。
彼は都会暮らしと今の仕事に嫌気が差し、自然豊かなある地方へ将来移住したいという話し合いを二人の間でしている。
その地方に何度かドライブする機会を作った。
観光名所よりも山道や清流を楽しみ、現地の自然を感じて気持ちをリフレッシュすることを中心にして様々な地域を訪れ、私たちは更に魅了されていった。
行きつけの店で、その事について彼が友人と話していた。
私は少し離れたところにいたのだけれど、「現地の人たちの暮らしを見るように回ってきた」と話してるのが、たまたま耳に入った。
彼の目線ではそうだったんだなと思うと同時に、「暮らしを知ることに重心をおくなら、私だったらこうするな」と思った事があるので、忘れないように書いておく。
というのも最後の旅は現地でゲストハウスを開いた人と話す機会が生まれたけれど、その地の暮らしを深く知れるほどではなかった。
移住経験者の方の発信で
「田舎暮らしにおいての情報は、インターネットだけでなく現地の人たちとの交流から得るものが有用と」と言っていたのを覚えている。
また田舎移住支援のサイトでは現地で暮らすのインタビューが多数ある。現地で就職しただけでなく、移住ののちに開業したひとや継業した人がいる事を知る。
その中でも店舗やゲストハウスを開いている人には会おうと思えば会える。
自分たちから情報を得る姿勢でまたあの地を訪れるのであれば、そういった人たちのお店でサービスを購入し、積極的に通って交流を持つ必要があると思った。
どこへ行くかは先の移住支援のサイトから候補をピックアップし、交流しにいくことをメインにして巡る計画をあらかじめ立てることが必要だと思う。
また、クリアにしたい疑問を先にまとめておく必要もあるだろう。
今までは行き当たりばったり、翌日の計画を宿泊先で気分で決めるという形だったので、「暮らしを知る」という感覚ではなかった。
次に向かう際には旅行という感覚ではなく、情報収集の旅にしたいと思う。